フランスの公園と、ワンちゃんのトイレ

犬との暮らし

フランスの遊具のある公園には、必ずといっていいほど囲いと門がついています。夜は鍵が閉まり、中へ入れません。

朝、どこからともなく鍵を開けにくる人がいます。そして夕方、どこからともなく鍵を閉めにくる人がいます。

初めてフランスに住みにきた時は、この人物が謎で仕方なかった。(気になりすぎて、少し後つけそうになった)

治安と関係しているとは思いますが、公園は子供のための場所であることを徹底している印象です。

そして、ワンちゃん入れません。だけど、トイレはあります。

フランスでは犬のフン問題が社会問題となっていて、訪れたことがある人はご存知の通り、道端はワンちゃんのフンだらけです。

これが、仕事に遅れそうで急いで駅まで走って行く途中とかに、思いっきり踏んだりする。

もう最悪!飼い主出てこい!!でも電車が!!!

みたいな日が、年3回くらいあります。

これは街角でよく見かける、ワンちゃんのフンを片付けるための袋。他にも、それ専用のゴミ箱も設置されています。

更に至る所にワンちゃんの公衆トイレが設けてあるのに、なぜこんなにも、しれっと道に落ちているのでしょう。謎で仕方ない。

パリでは2002年から犬のフンの処理が義務化され、違反すると罰金135ユーロが課せられるそうです。ですが、取り締まりが徹底されていないこともあり現状は変わらず…

シラク大統領がパリ市長だった頃(1977-1995年)、ワンちゃんのフンをシュッと吸い込む掃除機搭載バイク「Motocrotte (モトクロット)」というものがパリ市内を走り回っていた時代がありました。

しかし2004年、莫大な費用がかかるため終了😇

なんだかもう、取ってつけたような政策ばかり。

さすが自由、平等、博愛の国。

うっかり踏んでしまった話をフランス人にすると、どちらの足だったか聞かれます。

どうやら、「左足だったらラッキーなことが起こる」という言い伝えがあるらしい。

いやいや、もうそういうのいいから、飼い主が自分のワンちゃんの落とし物、ちゃんと持ち帰ってくれ

9年前に住んでいた頃と変わらず思う、今日この頃です。

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